24/365
私はコンピューター関連の会社に勤務しています。
いわゆるITということで、社会の設備基盤になっていますので、
お客様からは24/365の対応を求められます。
(私自身は24/365対応の担当者ではありません)
この対応組織の構築が、頭の痛い問題です。
普通24/365対応組織には8人~12人が必要です。
ずっと夜間担当というわけにはいきませんし、
夏休みも取れば、風邪もひきます。
週休2日の休暇も必要です。
そうなるとだいたいこれくらいの人数は必要です。
でも実は問題はこの先です。
この人数でどれくらいの製品をカバーできるか?
みなさんどうでしょう?身の回りの品で考えてみてください。
10製品できるとしたら相当スゴイです。
実は普通そんなにできません。
もしできたとして、20製品をカバーするためには
それでは倍の16人~40人で?
30製品なら24人~36人...あり得ません。
8人~12人でできる範囲内となります。
製品が増えればどんどん薄くなります。
これは人間の生物的限界で、仕方がありません。
それをカバーするのがマニュアルです。
マニュアル的対応を受けたと言って憤る方がいますが、
当然そうなります。(笑)
修理対応では、幸い最近の機械はモジュール化が進んでいますので、
悪そうな部品を交換することで何とか対応できます。
最悪製品そのものを入れ替えます。
今日のエントリは、ここからが本題です。
Yosyan氏のBlog新小児科医のつぶやきを読むと、
医療が崩壊しつつあることが判ります。
IT製品の24/365体制と医療の救急体制を重ね合わせると、
もうどうにもならないのだろうな、と想像できます。
一人の医師がカバーできる範囲は、
製品エンジニアと同じで当然限られています。
マニュアルで何とかなることもあるでしょうが、
それを越えることも多いでしょう。
製品なら「申し訳ありません、分かりません」
と応える場面も、医療では許されていません。
修理(手術)では、人間はモジュール交換できません。
ましてや全交換なんてあり得ません。(笑)
私は医療のことは門外漢ですが、
機械に対しても限界がある24/365体制を、
全ての病に対して望むのは無理だろうと思います。
対応すべき症状を絞り込む時期に来ているのだろうと思います。
医療に期待する側の意識を変える必要がありますね。
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