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似た者同士

先日堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産を読んで気がついたのですが、
JALと日本は似てますね。

まず過大な年金支払い。
JALの退職者年金と日本の年金問題は、
経営の重荷という意味では同じです。

年金の問題を端的に言えば、経済付加価値を生まない集団に対して
経営資源を投入しなければならないことです。こう書くと受給者が
一方的に悪いように見えてしまいますが、実はそうではありません。
今回はこれ以上突っ込みませんけど、今の時点で経営の重荷で
あることは事実です。

次に乱脈な投資。
リゾートやホテル業など不採算な事業への投資。
これも同じですねぇ(苦笑)
ダム、埋め立て、補助金....投資以上の効果を生んでいないから
今があるわけです。

利益と比較して過大な販管費。
要は事業体を経営するための経費がかかり過ぎている。

上がらない売り上げと日本の国力低下とか....

さて、JALがどうのように対処したのか、
これが日本の予想される行く末です。

JALは、退職者への年金をカットしました。
日本も必ずそうするはずです。

乱脈な投資....これはどうでしょうか。
手を付けられるとしても一番最後になるでしょう。
JALも自力でそれを止めることはできませんでした。
もうダメとなって、外圧でそれをやりました。

販管費削減と給与カット。
これは一部行われています。
補助金の類はますます減るでしょうし、増税も必至です。

なぜJALがなぜ倒産したのか?
それはお金を借りることができなくなったからです。
さすがに返ってくる見込みのない企業には誰も貸しません。
日本も近い将来国債の買い手がいなくなります。
もうどうやっても返せないだろう、そういう雰囲気になったときです。

さて、そういうJALがなぜ生きながらえることができたのか?
それは借金を棒引きして、発行株式を無効にしたからです。
恐らく日本はデフォルトするでしょう。

単年度黒字化、最低でもプライマリーバランス化ができていれば
まだ可能性はあります。でも今の日本は税収より国債発行額が多い。
にもかかわらず、国民は国からお金をむしり取り続けています。

例えばB型肝炎訴訟の和解をどう思いますか?
私はあれは受けるべきではないと思いますね。
受けるならその代償として無くなる補助金なのか、
事業なのか、それを明確にすべきです。

高速料金割引にせよ、エコポイントにせよ、何にせよ、
国から得た以上の経済付加価値を生まない投資は
今はやるべきではない、できないのです。


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